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回想②入院まで

【2月14日】○○大学病院にて初診・・・このとき仮の告知を受ける。病院にいた時間はなんと
       8時間
【2月21日】細胞診・・・ギャ-「ちょっとチクッてしますよ」なんて嘘じゃん!!!! 
       きっとその時の私の顔はクシャおじさんになってたよ。
【2月23日】MRI
【2月28日】家族同伴で正式な告知を受ける。
       乳がんの手術には温存と全摘がある。それはがん細胞の大きさ・進行度・年齢
       リンパ節への転移の有無などから判断して決める事。
       図にかいて説明。(でも字が汚くて今見ても良く解からない・・うぅ-ん)
       そしてセンチネルリンパ節生検の説明と7枚の説明書・同意書を渡される。
        <簡単にいうと>
         がん細胞が一番最初に到達するリンパ節に転移が認められなければ 
         95%の確率で全リンパ節への転移はないと欧米の臨床検査では
         確認されている。       
         体に色の付いた液を流しその最初に到達するリンパ節(見張りリンパ節)を
         を見つけ転移していなければリンパ節を郭清する手術は必要はない。
         日本ではまだまだ臨床研究中であなたの参加はこれからの患者の
         デ―タの元になるため費用は病院で負担します。
         というようなことだった。
【3月9日】骨シンチ(ほねしんち?こつしんち?)・血液・尿・呼吸機能・循環機能検査
【3月20日】CT検査
       午前中は仕事に行きお昼ご飯はとらず家に帰り、車(13才の愛車ティマちゃん)
       に乗り急いで病院にいった。予約時間15分前に着いたが
       点滴をして機械の中に入った途端 花粉症勃発。連続したくしゃみと同時に
       技師看護師がみんな集まった。そんなに大袈裟に。と思ったが
       稀に気分が悪くなり亡くなる人がいるからと検査のあと1時間も隣の部屋に 
       寝かされた。(ヒェ~~~~~~~~~~怖いよ)
【3月22日】家族同伴で手術の説明
       手術日はまだ決まらない。初診日より1ヶ月以上たっているのに・・・。
       「いつごろになりますか?」と聞いたら4月の後半くらいかなと言われた。
       いつ行っても乳腺外科の外来は患者さんでいっぱいだから
       なかなか順番が来ないのだろうか。
       私の体の中で日々成長しているであろう癌細胞を一日でも早く取り除いて
       しまいたい。セカンドオピニオンか。でもこの病院には父に導かれて来たのだ。
       悩んで悩んで悩んだ。なにが一番いいのか・・・・・・・。
       結局「何年もかけて今の大きさになったんだから1~2ヶ月では変わりませんよ。」
       との主治医K先生の言葉を信じて命を預けることにした。
【3月30日】病院から電話で入院と手術の日程を聞く。
       入院4月4日・手術4月6日に決まった。



とここまで一気にずざ~~~~~と書いてしまいましたが
この間娘の高校卒業式。大学入学式。そのための準備買い物・・・・などなど
予定していた夫の実家への里帰りをキャンセルしたり
気になる夫の事や確定申告 休みの日を使って目まぐるしく動いていた。
だから入院した日は少しホッとした。

今まで夫の事・子供の事を最優先に生きてきて(皆さんも同じでしょうが)
えっ私の人生は?
私あと何年生きられるの?
手術室からちゃんと戻ってこれるの?

もしまだ寿命があるなら今度は自分の為にお金も使って
自分の為の人生を考えよう。
私のために。

あれから1年
九州・富山・シンガポ-ルと行きたいところに行っている。
勿論妻として母としてを忘れたりはしませんよ(あ-でも時々忘れてるかも)
by saki0729break7 | 2007-03-01 13:44 | 乳癌治療の日々
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