2007年 03月 10日 ( 2 )

回想・決断編

昨年7月放射線治療が終わった次の診察日
主治医よりこれからの治療方針を決めましょうと言われた。

えっ!なんにも考えてこなかった私は戸惑ってしまった。
(ブログで訪問していて皆さんの記事を読む度、
                     なんで勉強しなかったのかと情けなくなってしまう)


主治医が言うには
ステ-ジ1であれば 抗がん剤の必要なしだけど
sakiさんの場合は3ミリ超えてステ-ジ2a
ホルモン受容体はプラスなのでホルモン治療の良く効くタイプです。
このままホルモン治療に入っても間に抗がん剤治療を入れてもどちらでもいいけど、
どうする?

なんにも予備知識のなかった私は
①抗がん剤の治療は通院でできるのか
②体力的に消耗し脱毛のリスクを負うというがそれだけの効果が得られるのか
③今とりあえずホルモン治療のみにして後で抗がん剤の追加オプシヨンは可能か
④先生の奥様がもし私の立場であったら医師である夫としてどう選択するか
の4つの質問をした。いきなりだったのによく出てきたと今でも思うが。


で主治医の答えは
①入院が必要です。
②全く効果がないとは言えません。
 統計の数字に何かを×(乗じ)て・・・ノートに書いてくれて。。でも難しくて覚えられない。
 ただそんなに効果があるようには伝わらなかった。
③後から抗がん剤追加は不能です。今日決めた事が今後の治療として決定されます。
④年齢がなぁ~・・・若年でもなければ閉経後でもない。一番微妙な年齢だからなんとも言えませんね。


この短い時間に決断しなければならなかった。
先生来週まで待ってくださいと言えば待ってくれたかもしれないと今思う。
この時ブログに出会っていたら・・・たぶん抗がん剤を受けたと思う。
同じ思いで闘っている友と情報交換し頑張っていける気持ちになっただろう。
私は孤独だった。まわりに友達は沢山いてもこの病について治療方針について相談できる友はいない。
どんなに家族や友に心配してもらって応援してもらってもこの治療をするのは自分自身だけなのだから・・・。

私は今の仕事が好きだ。
実際1ヶ月半休んでいただけなのに多くの取引先(殆どおばあちゃんだけど)に
どうしたの?辞めちゃったのか心配してたのよ。とあったかい言葉を貰った。
仕事仲間もいい人ばかり。なかなか次には望めない。この年だし。笑

週3日のパ-ト勤めだけど結構生きがいになっている。
1年に2回も入院することは退職を意味することになるだろう。
もっとも乳がんにならなければ仕事は辞めて夫の単身赴任先に子供を置いて一人で行くつもりでいたんだけどね(苦笑)
自分の今後のQOL「生活の質」を崩さないためには仕事を続けたい。
そんなに効果も上がらないようだし
抗がん剤はやめるしかない。

短い時間だったが私には1時間以上が経ったように感じられた。
さんざん悩んで私は仕事を選んだ。
自分の寿命と引き換えに仕事を選んだのだろうか。
今でもそんな気持ちが頭をよぎると不安と恐怖と後悔で鬱になる。

そんな時思い出すようにしている言葉がある。
この決断をしたときの主治医の
「間違いではないと思うよ。それも正解でしょう。」
帰り際にも小さな声で「それも正解でしょう。」
たぶんその時私の顔は、生気が抜け現実世界に生きていないような表情をしていたと思うから・・・。

あぁ~
もう自分で決めたことだ。
見えない相手を恐れたって仕方がないじゃない。
前を見て生きていくしかない!!!!!
[PR]
by saki0729break7 | 2007-03-10 17:46 | 乳癌治療の日々

携帯からテスト


これは3年前にベランダから撮った写真。
心配した地震は来ませんでした。

それにしてもこの写真 大きい。。。
どうやったら携帯で縮小できるのかな?
[PR]
by saki0729break7 | 2007-03-10 10:44 | 日常のあれこれ