2007年 03月 20日 ( 1 )

ととろの出てきそうな・・・

私は広島県の片田舎に生まれ結婚するまでそこで育った。
中国地方の山は小高い山が積み重なるようにして形成されている。
山の斜面に家も畑も田んぼも作られていて、
ス-パ-は隣の町まで行かないとなく自転車かバイクに乗っていく。
最寄の駅は山陽本線○○駅 歩いて30分かかります。1時間に1本しかないの。

夫と結婚し新潟に初めて行ったとき、まず山の大きさに驚き、田んぼと山の境がはっきりしているのにびっくりした。
その時の私の言葉「山の始まりが見える!」はいまでも語り草になっている。

小さい頃から野生児だった私は家の前にすぐある小高い山に入って葛(かずら)というちゃんとした木に巻きついているロ-プのような枝に摑まりよくタ-ザンごっこをして遊んだ。
家の横の木に登り、屋根に移ってお昼寝をし、よく母に怒られた。

庭に植えてある綺麗なグラジオラスや芍薬より道端に咲いているスミレやタンポポ・
田んぼのレンゲ草が大好きな少女だった。
名もない(たぶん名はある)小さな雑草の花を見入って同じ場所に日が暮れるまで居たこともある。
遠くの山のシルエットが映し出す木の形を腰の曲がったお爺さん。魔女の顔・・・・など連想しておもしろがった。

中学に入った頃から部活で忙しくそんな暇もなくなったが
受験勉強の癒しにはよく一番高い溜め池の土手まで登って自然を目いっぱい感じていた。

今は電車の時間を見て駅に行く事もない。
山の形は遠くすぎて連想できない。
道ばたでいいおばさんが雑草を見入っているわけにもいかず・・・・。
自然を感じることなどほとんどなくなった。

でもささやかに我が家のプランタ-にはスミレとレンゲを植えている。
春になるとフリ-ジアやすずらんの横でしっかりその存在を主張している。

もうあまり私の実家に帰ることがなくなったが
いまでもととろが出てきそうな不思議なところ。
今の生活は便利で刺激的だが何か忘れてしまっている気がする。

d0112010_06211.jpg

あまりきれいな画像じゃないけど
赤い屋根と黒い瓦の家が私の実家です。

これでも山の中腹にある溜め池です
(>▽<)
今でも娘達は
この家が大好き!
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by saki0729break7 | 2007-03-20 17:03 | 未分類